相模原JFL初勝利 福島に2―1 市民も応援
福島撃破で悲願の初勝利―。サッカーJFL(日本フットボールリーグ)の地元フットボールクラブ・SC相模原は24日、アウェーの信夫ヶ丘競技場(福島県)で福島ユナイテッドFCに2―1で勝ち、リーグ開幕3戦目でJFL昇格後初の白星を挙げた。勝ち点3を獲得し、現在15位。
相模原は前半から押した。MFの佐野裕哉、菅野哲也らがチャンスを演出。相手ペナルティエリア内に攻め込む場面が目立った。
試合が動いたのは後半31分。相手GKが弾いたこぼれ玉を走り込んだ菅野が右足で振りぬき押し込んで先制した。勢いにのる相模原はその後も福島ゴールを襲い、同43分にもコーナーキックから新加入の御給匠がワンタッチでゴールを決め、2点目を奪った。試合終了間際に直接フリーキックから相手に得点を許したものの、その後の攻撃を断ち、逃げ切った。終了のホイッスルの瞬間、選手たちは喜びを爆発させ、相模原から応援バスで駆けつけた40人のサポーターたちとともにわかち合った。
引きあげて来る選手たちを木村哲昌監督も満面の笑みで出迎えた。前節のホームゲームを落とし、悔しさの中で「切り替えよう」と鼓舞した木村監督は、守備を固め、サイドから仕掛ける本来の形をこの試合に求めた。木村監督は会見で「次も勝って勝敗をイーブンに戻したい」と力強く話した。
次節は3月31日(日)、相模原麻溝公園競技場で現在17位の栃木ウーヴァFCと対戦。午後1時キックオフ。ホーム初勝利をめざす。スタジアムを緑色に染め、選手たちに熱い声援を。
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