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美大生×橋本商連 アートでコラボ 25cm大の作品を37店で展示

文化

公開:2013年5月9日

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店舗に作品を飾る学生作家とさがっとのメンバー作品の横には作品紹介のPOPが飾られている
店舗に作品を飾る学生作家とさがっとのメンバー作品の横には作品紹介のPOPが飾られている

 「アートで橋本を盛り上げよう」と相模原市近隣の美大生たちで結成されたアートグループ「sagart(さがっと)」(佐塚弾純(はずむ)代表)。同グループは5月26日(日)まで、橋本商店街連合会(古橋裕一会長)の協力を得て、商店街加盟店37店舗で作品を展示する「25×25Hashimotoアートプロジェクト」を開催している。

 さがっとには、現在多摩美術大学の学生9人が所属。これまでに小学生とのワークショップや七夕まつりで似顔絵店を行うなど、橋本でアート活動を行ってきた。2011年冬から、橋本商店街連合会の依頼を受けて、商店街MAPを制作。今年4月に完成し、現在商店街加盟店や区役所などで配布している。

 そうした活動の中で「制作した作品の展示場所がない」という学生の悩みを聞いた商店街が、場所を提供しようと提案したことがきっかけとなって今回の実施に至った。

 プロジェクトは、「25×25」をテーマに、25cm大の空間にイラスト、立体、絵画、写真、映像といった各作家の得意なジャンルの作品を制作し、展示するという内容。SNSなどで参加者を募集したところ、40人近い学生作家たちが集まった。作品を作る際には、事前に各店と打ち合わせをし、要望を聞いたうえで作品を制作。和菓子屋の雰囲気に合わせた自然の写真、カフェの壁の穴に飾るイラスト、花屋に置かれた石の彫刻などが37店舗に展示されている。展示する店舗では「店の雰囲気にあってていい」と話す。

 「作品を展示する場所を提供していただけて感謝しています。この活動が今後の就職活動に繋がると思うし、いい経験。ぜひ作品を見に商店街を回ってもらえれば」と佐塚代表。また古橋会長は「今後もいろいろな部分で連携し、橋本からアートを発信していきたい」と話している。
 

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