藤野地域で自然エネルギーの幅広い普及に向けた活動を行っている「藤野電力」は11月16日、日連大橋近くのヴィレッジ2(旧ホテルサンヒルズ跡地)に、自然エネルギー充電ステーションを設置した。
このヴィレッジ2は、「芸術の街・藤野」を発信する新しいクリエイティブな拠点として11月にオープンしたばかりのアトリエ。その中に、藤野地区地域活性化事業交付金を利用して充電ステーションを設置した。
この日はワークショップ形式で、地域住民15人が参加して作業を開始。1時間毎200Wの充電が可能な太陽光パネル2枚を並べた。充電された電力は、トレーラーハウスにある充電器に貯められ、アトリエで使用するだけでなく、4台までの電気自動車や電動バイク、携帯電話などに無料提供していく。
藤野電力では「観光で訪れた人たちや災害時における市民が気軽に使える場として、自然エネルギーの充電拠点を今後も増やしていきたい」と話している。