コマ大戦で技術力競う 2月に中小製造業集う相模原場所
中小製造業者が自作のコマを戦わせ、性能を競う「全日本製造業コマ大戦相模原場所」(全日本製造業コマ大戦協会主催)が2月1日(土)、産業会館で行われる。
同協会主催のコマ大戦は、喧嘩ゴマを通じて製造業を盛り上げる目的で全国各地で開催。コマは直径20ミリ以下で材質、重さ、形は自由。相手のコマより長く回り続けるか土俵の外に出すと勝ちとなる。
市内での開催は相模原商工会議所の工業部会に所属する下部組織「相模原市青年工業経営研究会(以下青工研)」が開催を働きかけ、実現した。当初は10月の潤水都市さがみはらフェスタで予定していたが、台風の影響から同フェスタが中止となり、2月に延期となった。現在、青工研のメンバーやOBを中心に30社程度の参加を見込んでいる。同協会主催のコマ大戦で優勝経験がある県外企業など、市外からも多くの刺客が参加する予定だ。
青工研のメンバーで相模原場所に出場する大塚鉄工所(緑区)の大塚正浩代表取締役社長は「コマ大戦への参加はものづくりを社員が深堀するきっかけになった」と話す。図面から考え、一つのコマに全力投球する社員を目の当たりにしたという。加えて「物が作れることは凄いこと。大会を通じて子どもたちに製造業をPRしたい」と期待する。
本番まであと少し。急ピッチで改良を重ねていく。
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