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愛川IC-高尾山IC3月開通予定 利便性向上、産業発展へ 市、広域交流拠点をPR

社会

公開:2014年1月1日

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 昨年3月に開通した圏央道・相模原愛川ICから、高尾山ICまでの本線開通が今年3月までに予定されており、現在急ピッチで工事が進められている(事業主/国土交通省、NEXCO中日本)。開通すれば、東名高速、中央道、関越道への連絡が容易になり、交通の利便性が向上すると同時に、都市間交流の振興、企業誘致など相模原市の活性化に期待がかかる。

 圏央道は、首都圏の道路交通の円滑化、沿線都市間の連絡強化等を目的に、都心から半径約40〜60Kmの位置に計画されている自動車専用道路だ。総延長距離は約300Kmで、これまでに約170Kmが開通している。そのうち、茅ヶ崎JCTから高尾山IC付近の都県境までの県内の区間は「さがみ縦貫道」と呼ばれ、海老名JCT―相模原愛川IC、茅ヶ崎JCT―寒川北IC間がすでに開通している。

 さがみ縦貫道の全線開通に向けて工事が進む中、今年3月には、相模原愛川IC―高尾山IC間が開通する見込みで、2014年度中に緑区川尻付近に相模原ICが新たに完成する予定だ。

 相模原愛川IC―高尾山IC間は約14・8Kmで所要時間は12分前後。海老名ICからは21分前後になる。海老名方面から八王子方面へ向かう場合や、東名高速から中央道へ乗り入れる場合、これまでのように国道129号や国道16号を利用するよりも大幅に通行時間が短縮。都市部、各高速道路への連絡が容易になり、交通の利便性の向上が見込まれている。

交通渋滞も緩和

 管理する国土交通省横浜国道事務所によると、海老名IC―相模原愛川IC間の開通後3カ月の交通量は1日あたり約1万4300台〜1万8100台で、渋滞ポイントだった129号線の船子北谷交差点、金田交差点では、大型車交通量、最大渋滞長が共に減少したという。

 また、圏央道の開通を見込み、昨年8月には国内最大級の大型物流施設「ロジポート相模原」(中央区田名/ラサール不動産投資顧問(株)・三菱地所(株))が竣工したほか、今後も市内に大型物流センター等が建設される予定で、産業面での拠点としての飛躍も期待される。

 市シティセールス推進課では「具体的に3月のいつ開通するかは直前までわからないが今後、交通の利便性が高まることで、企業も進出してくるだろうし、暮らしも変わってくる。企業や人を含めた広域交流拠点として相模原に注目してもらえるよう、PRしていければ」と話している。
 

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