相模原商工会議所 「更なる施策の充実を」 杉岡新会頭、所感述べる
地域経済の振興と中小企業支援の拡充強化による活動を展開
平成26年の新春を迎え、謹んでごあいさつを申し上げます。
昨年11月に相模原商工会議所第4代会頭に就任して初めての新年を迎えました。本年も役職員が一丸となって、更なる産業振興と中小企業支援に全力で取り組んでまいりますので、一層のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
現下の日本経済は、アベノミクスの効果により輸出関連産業を中心に業績が好転しておりますが、円安に伴う原材料の高騰や電気料金の値上げ、さらには、本年4月から消費税率が引き上げられることによる景気の中折れが心配されるなど、地域経済を支える中小・小規模事業者は景況感が実感できないのが現状ではないかと思っております。
このような中、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催や、2027年開通予定のリニア中央新幹線の中間駅が「橋本駅周辺」に決定されましたことは大変喜ばしいことであります。
また、本年6月には、さがみ縦貫道路の相模原愛川インターチェンジから高尾山インターチェンジまでが開通の予定であり、交通インフラの整備によりまして、利便性が大きく向上するとともに、インターチェンジ周辺に新たな産業用地が創出されるなど、企業の進出が期待できます。商工会議所といたしましては、地域総合経済団体の特性を活かして、地域経済の更なる振興と中小企業への支援について、全力で取り組んでまいる所存であります。
当商工会議所は、昨年、創立40周年の節目の年を迎えたことを機に、商工会議所の役割と使命を再認識し、会員企業から信頼され、支持される商工会議所であり続けるために、施策の充実を図ってまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、本年は、地域経済と雇用を支える中小企業が元気になり、地域経済のエンジンを回し、経済の好循環を生みだす重要な1年であると考えており、当商工会議所といたしましては地域経済の活性化と産業振興に取り組み、相模原市の更なる発展に繋げてまいりたいと考えているところでございます。
結びに、皆様方の本年のご繁栄とご多幸をお祈り申し上げ、新春のごあいさつとさせていただきます。
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