「さがみはら地球温暖化対策協議会」キャラクターの愛称を名付けた 熊本 裕菜さん 由野台中学校3年 15歳
エコ意識をもっと身近に
○…市民一人ひとりのエコ活動への意識向上を図るため設立された「さがみはら地球温暖化対策協議会」イメージキャラクターの愛称に、自身の応募作品が選ばれた。全133点の応募からの選出。「相模原」と「温暖化防止」という2つの言葉をかけ、「さがぼーくん」と命名。「ふなっしーやくまモンみたいに、市民の方に愛されるゆるキャラのようになってほしくて、わかりやすい名前にしました」。最優秀賞の受賞を受け、「今まで人に誇れるような事が無かったので本当に嬉しい」と声を弾ませる。
○…由野台中学校に通う3年生。同中が推進する環境活動の一環として、生徒会から作品の応募を勧められ、「まさか受賞するわけない」と軽い気持ちで引き受けた。誰にも相談せず一人で考え、子どもから大人まで幅広い人たちに覚えてもらえるように工夫。最優秀賞の知らせに初めは耳を疑ったが、クラスメートから祝福の言葉を受け、徐々に実感が湧いた。昨年12月の授賞式には家族も参加。自分の事のように無邪気に喜ぶ父親の姿に、嬉しさとともにちょっぴり恥ずかしさも込み上げた。
○…現在は受験シーズン真っただ中。授業が終わっても塾に通い勉強に明け暮れる毎日で、苦手な数学と必死に向き合う。子どもの頃から男兄弟に交じって遊んでいたせいか運動が得意で、趣味は激しいヒップホップダンス。難しい動きができるようになっていくにつれ、達成感とともにぐんぐん引き込まれていった。将来については模索中だが、進学先でもダンスを続けていたいと意気込む。
○…学校で地球温暖化について勉強したことで、環境問題への意識が高まった。受賞を機に、エコバッグの携帯や節水・節電など、身近にできるエコ活動に積極的に取り組んでいく考えだ。「さがぼーくんの名前がどんどん広まっていって、温暖化問題をもっと深く考えてもらえるようになってくれたら嬉しい」
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