「さくら」で観光促進 市内20カ所をマップに
市民が桜に寄せる思いを、まちの魅力に繋げようと組織された相模原市さくらさくプロジェクト推進協議会。同会は3月8日(土)、市内の代表的な桜の名所9地区・20カ所の見どころを紹介した「相模原市さくらマップ」を刊行する。シティセールスの重点戦略である「桜の普及」を通じ、観光促進を図るのがねらい。
同プロジェクトは、昨年7月に発足。市観光協会や市みどりの協会等の5団体で構成され、桜を通じたコミュニティの形成を図ることを目的としている。市民の心の拠り所になっている桜に市が着目し、シティセールスの一部に掲げていることも同事業を後押しした。
「市民に愛される桜をさらに普及させ、シティセールスに繋げたい」との思いから、プロジェクトの第一弾として、市内9地区の観光協会の協力を得て今回、同マップの製作に乗り出した。藤野や城山など、旧津久井郡の名所については知らない人もいるという声が挙がったことも作成の動機になったという。マップ内には各所の見どころ、桜の品種、本数などを明記。実際の写真のほかに、市内でアクリル画の個展などを開く加藤忠一さん=人物風土記で紹介=による桜のイラストも掲載されている。
同マップは4万部の発行が予定されており、そのうちの半数は4月の市民桜まつりで配布されるという。広げるとA2版のサイズとなり、16面の構成となっている。同協議会では、「桜を目当てに出掛けてもらい、市内の観光促進につながれば」と話している。
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川柳募集3月28日 |
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