さがみはら緑区版 掲載号:2014年5月1日号 エリアトップへ

和泉短期大学の学長に就任した 佐藤 守男さん 中央区並木在住 58歳

掲載号:2014年5月1日号

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自慢の教え子と歩む未来

 ○…今年4月に、和泉短期大学の学長に就任した。保育士をめざす学生を育てる児童福祉学科で、20年以上にわたり教鞭を執ってきた。心掛けるのは、学生一人ひとりとしっかりと向き合い、接すること。若い発想やアイデアが溢れ出る教え子たちとの会話は、楽しくて仕方がない。「児童福祉学科ということもあって、心根の優しい子たちが多いんですよ」。休日に老人ホームなどへ出向きボランティアをする教え子たちの姿は、教師として誇らしい。

 ○…東京都出身。高校卒業後、職を探す日々が続いたが、友人の勧めで25歳の頃北海道の大学へ。幼少からものづくりが好きだったこともあり、大学で初めて触れた彫刻にぐんぐんのめり込む。在学中には、彫刻家の佐藤忠良氏や千野茂氏らの自宅を訪問。彫刻への探求心は尽きず、大学卒業後、29歳で愛知芸大大学院の彫刻専攻に進学した。本格的に彫刻家への夢を追う最中、指導教授の言葉が胸を突く。「作りたい作品と、買ってもらえる作品は違う。働きながら作りたいものを作れ」。教師として後進の指導に励む傍ら、作品づくりに勤しむ決心をした。

 ○…彫刻に表現するのは、生きる中での「疑問」や「矛盾」。1年以上費やして生まれた作品は、これまで20年近くにわたり個展やグループ展で展示した。ものづくりの経験は指導にも生きており、実習先の児童福祉施設などで学生たちが子どもと遊ぶ際の工作物などを一緒に考案し、制作のサポートをする。「僕の授業は講義でなく演習なので、みんなも楽しいと思うよ」と笑う。

 ○…学長として、実習やボランティアを通し地域に貢献する現場主義の校風を踏襲しつつ、これからも教壇に立ち続け、学生一人ひとりと向き合っていく。めざすは、卒業していった教え子たちも気軽に校舎に立ち寄れるような、アットホームな雰囲気づくり。自慢の学生とともに和泉の新たな1ページを刻んでいく。

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