市議会議員選挙 各党で公認擁立の動き 秋には大勢出揃う見通し
統一地方選挙まで一年を切った中、相模原市議会議員選挙に向けた各政党の第一次公認や推薦での候補予定者擁立の動きが出てきている。本紙では県連などの政党関係者、現職議員らに取材し、現状をまとめた。取材は5月12日時点。
相模原市議会議員の定数は49議席。前回2011年に行われた市議選では、緑区の議席12に対し24人、中央区は同18に23人、南区は同19に29人が立候補し、議席を争った。
今回、候補予定者の決定にあたり、5月18日(日)に発足する自民党相模原市中央区連合支部長の河本文雄県議会議員は「公認、推薦を合わせ現職議員優先に14人を予定(同日発表)している」と話した。前回の1人から大幅増となる。新人候補については、二次公認以降となるという。
民主党は4月19日に行われた定期大会で、県連が現職議員7人を第一次公認に決定した。前回選挙では、3区合計で15人を擁立している。増減については不透明な様相だ。
日本維新の会では、神奈川県総支部が公認候補を中央区、緑区から一人ずつ内定した。同県総支部によると、2人とも出馬する意向だ。南区については現時点で擁立する予定がないものの、特定の候補者を応援する方針。今後、結いの党やみんなの党との協力関係が締結されると、情勢が変化することも予想される。
社民党は現状、現職の金子豊貴男市議の公認だけが決まっている。「今後は公募を含めた候補者の擁立を検討する」と話している。
公明、みんな、共産については公認、推薦とも現段階では公表していない。各党とも、今秋には大勢が出揃う見通しだ。
統一地方選は来年4月実施を予定。市選挙管理委員会によると、現在の議席数に変更はないとの見方を示している。
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