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選手層の厚さで勝負 青山学院大学 箱根駅伝、悲願の頂へ

公開:2015年1月1日

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エントリーメンバー16人(写真=12月20日、同大相模原キャンパスで)
エントリーメンバー16人(写真=12月20日、同大相模原キャンパスで)

 「第91回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」(主催/関東陸上競技連盟)が1月2日(金)、3日(土)開催される。市内淵野辺のキャンパスを練習拠点とする青山学院大学は、5年連続シードでの出場。過去最高だった前回5位から今年は、「誰をどこに配置してもしっかり走りきれる」という選手層の厚さで悲願の総合優勝を狙う。

 「大学駅伝3冠(出雲、全日本、箱根)」を目標に臨んだ今シーズン。「最強に向けての徹底」をテーマに掲げた。普段の練習から一つひとつ取りこぼしのないよう取り組み、各種大会でも目標記録をしっかり設定。達成できなかった際には、練習の仕方を振り返り、厳しくチェックした。規則正しい生活を送り、勉学にも励むなど、生活面も徹底。昨年12月20日に行われた記者会見で、原晋監督は「主力選手4人はしっかり走って当然。そのほかの選手が脇を固めてくれれば結果はおのずとついてくる」と自信を見せた。

原監督「往路優勝は必須」

 前回大会終了後、課題に挙げていた「山上り・山下り」は、山上りの5区に前回「花の2区」を走った神野大地選手(3年)を起用することで決着。原監督は、「中間地点であり、急な上り坂が始まる宮ノ下からのタイムは山の神と呼ばれた柏原竜二選手(当時東洋大学)と遜色ない」と期待を寄せる。神野選手もそれに応える形で「いかに我慢できるかがカギ。きつくなってからの粘りの走りを見て欲しい。三代目・山の神になれれば」と意気込んだ。前回1年生ながら1区を任され、スタートダッシュを決め、青学の過去最高位の立役者となった一色恭志選手(2年)をはじめとする残りの主力3選手も、昨年11月に行われた全日本の各区間で好成績を残すなど準備万端。原監督は「総合優勝を狙うためには、往路優勝は必須。他校の動向にもよるが、往路に主力4人を投入したい」と前半の往路で勝負を決める構えを見せた。

 今回は、主力4人を柱に据え、選手層の厚さで箱根の山に挑む青学。全日本では負けた優勝候補筆頭の駒澤大学にどこまで食らい付けるか。大会は、2日(金)午前8時号砲。
 

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