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医療レポート 「2台体制で多様ながん治療を」 放射線治療機器を更新、定期的な診療でフォローも
「相模原協同病院」(相模原市緑区橋本2の8の18、高野靖悟病院長)は、県北・多摩エリアの総合病院として、長年にわたり地域中核病院の役割を担ってきた。
その同院の高精度放射線治療センターの放射線治療機器が更新され、2月から従来の2台体制で本格的に稼働を開始した。同機器は、診断用CTを併設し、複数の方式での高精度な位置決め、全身の腫瘍に適用が可能。画像誘導放射線治療、定位放射線照射を積極的に実施している。治療は、基本的に保険診療で行っており、高度な放射線治療計画、放射線治療期間中に休止期間を設けていることが特長。適切な投薬と休止期間によって副作用の軽減が期待できるという。治療終了後も定期的な診療で患者のフォローに注力している。
同センターの福原昇部長は「機器の操作性が向上し、病気の形に正確に放射線照射ができ、治療時間も従来に比べ短縮できる」と話す。手術が出来ない場所でも治療可能で、早い時期であれば数回で病巣が消失することもあるという。一方で「手術と同様に局所の治療でしかない。がんが多数の部位に存在すると放射線だけでの根治は難しいが、症状の出現予防や症状軽減に有用」と話す。信頼関係にある患者には「あきらめない治療」を提案し、状況に応じた精度の高い治療を心掛けているという。「地域医療機関との連携を密に取りながら地域医療に貢献していきたい」と抱負を語った。
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