弥栄高校の在校生やOB、OGで結成された舞台芸術団体・アートライバーズ(米山肇代表)が3月28日(土)、午後7時からアートラボはしもとで原発を題材にした舞台『RJP2』を上演する。放射能をテーマに一つの空間の中に、CG映像、ダンス、ファッションショーなど、多彩な分野が集約された新感覚のステージが披露される。
アートライバーズは、2001年に弥栄東高校(現弥栄高校)で教諭をしていた米山代表と生徒が文化祭で舞台を発表したのが始まり。その公演が好評で、活動の幅を広げて同校の美術、音楽、国際など異なる専攻をする生徒や卒業生も参加して、毎年、戦争や環境、格差などテーマを決めたショーを開催している。出身者にはプロの映像クリエーターとして活躍している人も多い。
今回の公演作は、昨年「アジアデジタルアート大賞展」で入賞した『RJP前編』に、その後編を加えた全編となる『RJP2』。
今回は、弥栄高校だけでなく、現在米山代表が教鞭をとる田名高校の生徒たちを含む、地元の若きクリエーター約40人が出演。各々のメンバーが持つ独自の表現技術を最大限に駆使した約70分のステージが披露される。入場無料。
米山代表は「原発という重いテーマを、若きクリエーターがわかりやすく、表現しているので、多くの若者にショーを見て頂き、何かを感じて欲しい」と話す。
3月26日〜28日には、舞台に登場するコスチュームやメンバーの絵画、映像作品、書等も展示。同公演は5月5日(祝)、グリーンホール相模大野でも開催される。
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