北消防署相原分署の新庁舎が完成し、３月26日に落成式が行われた。多くの来賓が祝いに駆け付けた。
新庁舎は２階建てで敷地面積は１７８３・９０平方メートル、建設工事費は３億２２００万円。相模原市消防団北方面隊第一分団第一部の詰所・車庫が併設されるほか、緑区内では初となる自家用給油取扱所が設置されている。
１９７８年に建てられた従来の相原分署は建物の老朽化や救急車の停車スペースが十分に整備できないなどの問題を抱えており、昨年５月から建て替え工事が着手されていた。
当日は、車庫のシャッターに描かれたイラストとキャッチフレーズを考案した相原小学校６年生の児童たちが参加、感謝状も贈呈された。式の終わりには職員、消防団員による出場態勢＝写真＝も披露され、迫力ある姿を大勢の参加者が見守った。「消防署・消防団の活動拠点となる場所として、よりいっそう区民の安心・安全な生活に貢献していきたい」と岩田進一元消防局長は話していた。
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