橋本、大沢、城山、津久井、相模湖、藤野の6地区に分けられる緑区。その各地区で、活動団体の代表者等によって、「まちづくり会議」が開かれている。政令指定都市移行に合わせ、地域課題の解決や地域の活性化、団体間の連携強化などを目的としている。4月で区制施行5周年を迎えるのにあたり、各地区の会議内容・取り組みを紹介していく。第1回は橋本地区。
橋本地区の「まちづくり会議」では、地域課題の解決に向けて、効率的に取り組みを進めるために、「自治会部会」「行政部会」と、2つの専門部会を設置し、具体的な検討を行っている。
会議では自治会に関する課題が多く抽出されたことから、その解決に向けて、設置されたのが「自治会部会」。これまでに防災対策、自治会への加入促進を目的とした、災害時に備えるためのチラシ作成・配布や、避難所表示板の作成・設置などに取り組んできた。また、26年度は「子どもたちを対象とした地域の取り組み」をテーマに検討を進め、11月には旭小学校と意見交換会も実施した。今後は意見交換会の結果も踏まえ、実現可能な事業を推進するとともに、他地区との意見交換も検討していく予定だ。
まちづくり会議だけでは解決できない課題について、行政等の関係機関との連携などを目指し設置された「行政部会」。これまでに橋本駅南口周辺の渋滞対策や防犯カメラを活用した地域の安全対策などを行ってきた。防犯カメラによる安全対策では、協議結果をまとめ、昨年3月に市に提出、関係団体への配布をした。また、26年度は地区内で自転車事故が多発している状況から、地域の危険箇所等を記載した「安全・安心マップ」(仮)の作成に向けて着手。今後は地区の道路整備構想などを踏まえ、今年度の完成を目指し、同マップの作成に取組んでいく。
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