市ラジオ体操連盟が発足 健康の輪広げる組織へ
ラジオ体操を通した健康づくりの推進を目的に、「相模原市ラジオ体操連盟」(長野信一会長)が発足し、4月25日には発足会が開かれた。「いつでもどこでも気軽にできる体操」として市内でも愛好者が多く、情報共有や指導者育成に向けての組織作りがねらい。
相模原市では2000年に「さがみはら健康都市宣言」を行って以来、スポーツや体力づくりに親しむ機会を多く設け、そこでの交流を通して健康づくりの輪を広げている。そんな中、注目されてきたのがラジオ体操だ。1928年の放送開始から人々に親しまれてきたラジオ体操は、市内でも愛好者が多く、毎朝各地で体操会が活動している。今回、それらの活動の実態を把握し、更なる健康づくりの輪を広げることを目的にラジオ体操連盟の設立案が持ち上がった。NHKの放送などで指導者経験のある長野信一氏を会長として、昨年10月から10回の協議を重ねて活動方針を固めてきた。設立にあたっては、NPO法人全国ラジオ体操連盟も協力。県下では初のラジオ体操連盟となり、今後は県内各自治体のモデルケースとしての活動をしていきたいとしている。
今後はラジオ体操の普及・啓発をはじめ、団体づくりの支援や、体操会場マップの作成などにも力を入れていきたい考え。6月14日(日)・28日(日)には長野会長を講師として市内で「ラジオ体操指導者養成講習会」も開催し、同法人公認としての指導者の養成も行うという。長野会長は「いつまでもしっかり動けて長生きできるよう、市民の健康寿命を延ばしていきたい」と話す。講習会の詳細は市コールセンター【電話】042・770・7777へ。
|
|
|
|
|
|