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神奈川県司法書士会相模原支部の新支部長に就任した 田中 等さん 南区上鶴間在住 47歳

公開:2015年6月18日

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司法の世界「ニーズに対応」

 ○…「登記・供託」「裁判事務」「成年後見業務」や、市民の身近な暮らしの法律トラブルを解決する司法書士。このたび、神奈川県司法書士会相模原支部の新支部長に就任した。市内71人の司法書士をまとめる立場として、「地域に根差した活動をしつつ、5士業での連携を密にして市民のニーズに応えていきたい」。時代とともに変わりゆく法律と顧客の相談内容の間に立ち、要望に応えていく。

 ○…相模原生まれの相模原育ち。中学の頃、父親が倒れて実家の製麺業を辞めたことをきっかけに、「自分の事は自分で」との精神が身に付く。高校は新聞配達をしながら通い、大学も奨学金を申請しアルバイトに励んで自ら授業料を捻出した。「せっかく大学に入ったのだから、授業を聞くだけではもったいない」とサークルも公務員向けの勉強会へ入会。一直線に勉学と向き合った。卒業後は県庁へ。「お金を使う時間もなかった」というほどの激務をこなす中で、公務員のままでは自分の起案が実現しにくいという現実を感じ、一念発起。貯蓄を切り崩して、1年半の「気が変になる」ほどの猛勉強の末、司法の道に飛び込んだ。

 ○…「3日走らないと自責の念が…」とこぼすくらい日々の生活でランニングは欠かせない。お気に入りは境川沿い。禁煙を機に走り始め、毎年静岡で開催の「しまだ大井川マラソン」に向け自己ベスト更新をめざしている。目標は3時間切り。他にも英会話、漢検2級取得など「やらなきゃいけないことがたくさん」とどこか楽しげだ。

 ○…「得る人」「失う人」など、両面からの立場になれる双方代理が可能な司法書士として、様々な人と向き合う日々。重要視するのは「お客様と同じ目線に立つ」こと。「法律で一番良い方法が、その人にとって必ずしも一番の結論じゃない」。司法書士の業務の理解を広げるとともに、気軽に相談してもらえる様に、イメージ改革を行っていく。

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