自衛消防隊と連携強化へ 危険物取扱事業所で訓練
相模原市消防局北消防署(小川智久署長)は6月29日、スリーボンドファインケミカル(株)(大山町)で、同社の自衛消防隊と連携した消防訓練を実施した。
これは、危険物を取扱う事業所に自主保安体制の確立を呼び掛ける「危険物安全週間」(6月7日〜13日)に伴って行われたもの。同社は、昨年の自衛消防隊消火競技会の消火及び通報の部で最優秀賞に選ばれるなど、消防への意識は高く、日ごろから訓練を積極的に取り組んでいるという。
240人が参加した今回の訓練は、地上3階建て危険物施設の2階から出火し、3階に2人が取り残され、加えて危険物倉庫で有毒ガスが発生し、要救助者1人がいるという想定。自衛消防隊による通報・避難誘導・状況報告、消防隊による消火活動・はしご車を使った救出・スーパーレスキューはやぶさによる人命救助が行われた。
小川署長は「危険物に関わる災害は消火活動が困難なため、自衛消防隊からの正確な情報伝達が必要。さらなる向上・協力に期待したい」と話した。
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