相模原市立相原小学校(田中多輝子校長)で15・16日、理科特別授業「印刷技術と電気の融合」が行われた。神奈川県中小企業団体中央会が運営、相模原市印刷広告協同組合が協力。
今回の特別授業は、同会と同組合から市を通して、「新しい印刷技術を未来ある子どもたちに紹介したい」との打診があり、同校が快諾して実現。授業で学んできた「電気の仕組み」のまとめとして、同校6年生を対象に実施された。
当日は東京家政学院大学(町田市)の教員志望の学生たちがボランティアとして参加。サポート役として、児童と一緒に体験した。身近なものを利用して静電気を発生させる実験をしたあと、魔法のペン「AgICペン」が登場。このペンには「銀ナノインク」という電気を流す粒子が入っているため、線を引くと電気が流れる回路をつくることができる。児童たちはこのペンを使い、紙の上でのオリジナル回路づくりに夢中に。電気が流れてLEDチップが光ると「やった、光った」と歓声があがった。その後、自分の誕生星座のカードをペンでデザインし、LEDをつけて「光る星座カード」を作成した。
田中校長は「新しい技術に触れ、実生活にも役立つ授業になったのでは。次世代を担う児童たちの可能性を広げる取り組みに、多くの方々が協力していただき感謝しています」と話した。
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