花火を中心とする「つくい湖湖上祭」の実行委員長を務める 武井 俊長さん 日連在住 31歳
「冬の一大イベントにしたい」
○…「津久井地域を代表する夏の一大イベント、さがみ湖湖上祭・花火大会に匹敵するものを冬にも行いたい」。11月22日に津久井湖城山公園水の苑地で初めて開催する「第1回つくい湖湖上祭」の実行委員長を務める。冬の澄んだ津久井湖上の夜空に花火を打ち上げるこの試みは、多方面からの協力に支えられてきた。花火は午後5時35分からバックに音楽を流して打ち上げられ、約30分間幻想的な空間を演出する予定だ。「多くの方々のご協力に感謝します。このイベントを成功させて、将来的には地域を代表する冬の催しになれば嬉しいですね」と目を輝かせる。
○…同委員会は今春、津久井JCメンバーを中心に約40人で結成。半年以上の期間をかけ、何十回と会合を重ねて準備を進めてきた。花火の他にも、昼間は会場に地震や降雨・自然災害などが体験できる珍しい特別カーが来場する他、飲食や特産品ブースの設置、100人規模のスポーツ鬼ごっこを実施するなど、子どもが楽しめるイベントが多数実施される。「少しでも多くの方に来場頂き、津久井地域をもっと盛り上げていければ」と話す。
○…湖上祭を主管する津久井JCでは委員長を務め、防災・防犯を中心とするまちづくり分野で活躍する。10月には地元の自治会やPTA等の協力を得て、子どもの通学路を見直す勉強会を実施、参加した父兄からの反響も大きかった。「普段通う道路や危険な場所を知ることは防犯の観点だけでなく、災害時の緊急避難にも役立ちます。良い機会になったのでは」
○…津久井生まれの津久井育ち。家庭では7歳の娘・5歳の息子の良き父親で、祖父の代から続く建築会社に勤務する。そこで良く耳にするのは津久井の素晴らしさ。「自然や立地はもちろんのこと、結局はそこに住む住民の温かさや津久井特有の一体感が皆好きなのですね」と地元への強い愛着をみせた。
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