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ドラフトで1位指名を受け、プロ野球「中日ドラゴンズ」に入団が決まった 小笠原 慎之介さん 東海大相模高校3年

公開:2016年1月1日

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熱き想いを内に秘め

 ○…2015年、夏の甲子園。登板した最初の試合で自己最速の151キロを計測。準々決勝では見事なリリーフでサヨナラ勝ちを呼び込み、決勝戦では自らホームランを打ち完投勝利。間違いなく、夏の大会の主役の一人となった。プロ野球ドラフト会議では中日ドラゴンズから1位指名。輝かしい実績を引っ提げ、プロの世界に飛び込む。「目標は新人王です」。堂々と自信に満ちた目で語る。 

 ○…藤沢市の「善行スポーツ少年団」で野球を始めた。その頃から既に目標はプロ野球選手。中学時代には「湘南ボーイズ」で日本一を経験した。常に冷静に見える秘密は、独特のイメージトレーニング。「ピンチは訪れるものと考え、試合前夜に最悪の状況を想定して寝るようにしています」。その結果、どんな場面でも慌てることはないという。しかし、感情を表すことは少ないが、実は人一倍負けず嫌い。「投げられないのが一番悔しい。負けるにしても、自分が投げて負けたいです」

 ○…小学生から野球一筋だったため、土日はほとんどが試合か大会。家族で旅行に行った記憶はない。「ここまで来られたのは家族の支えがあったから。プロ野球で活躍して恩返しがしたい」と力強く語る。気分転換は寮の一人部屋で歌うこと。また、小さい頃から車が好きでミニカーを集めていた一面も。試合前には派手なカーアクションで人気の映画「ワイルドスピード」を観て気持ちを高めていたそうだ。免許取得はこれからだが「いつかスポーツカーに乗ってみたい」と笑う。

 ○…好きな言葉は「一戦必勝」。目標とするのは、1年間を通して怪我をせず、常に安定した成績を残せる選手だ。「自分の成績よりも、とにかくチームの勝利に貢献したい。課題は1年間投げ続ける体の強さとメンタル。それが身につけば、おのずと新人王は狙えるはず。応援してくださった相模原市の方々のためにも頑張ります」
 

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