昨年末に発表された「2015年毎日写真コンテスト」(毎日新聞社、日本報道写真連盟主催)の小学生部門で、相原小学校6年の越智優心君(相原在住)の作品が、同部門で最も優れた作品として優秀賞に輝いた。
1926年から始まり、90年の歴史を持つ同コンテスト。今回は全国から総数2673点、小学生部門では102点の応募があった。
越智君の受賞作品「ふんが〜っ!」=写真=は愛甲郡愛川町の服部牧場で撮影された作品。エサを食べようとする馬にギリギリまで近付き、迫力のある姿を写した。越智君は「すごく嬉しかった。家族みんなで喜びました」と受賞の喜びを語った。
同コンテストの優秀作品展が富士フィルムフォトサロン東京で1月22日(金)〜28日(木)に開催される予定。入場無料。
夢は「写真で日本一に」 外出時はカメラ片手に
毎日写真コンテストには3回目の応募で小学生部門優秀賞をつかんだ越智優心君。これまでも緑区魅力づくり事業実行委員会が主催する「第2回緑区いいね!グランプリ」でグランプリに輝くなど多くの受賞歴を持っている。
越智君がカメラに興味を持ち出したのは4歳ごろ。カメラが趣味である父親の影響から、家にあるカメラを触って遊んでいたという。本格的に写真を撮り始めたのは小学4年生のころから。今では出掛けるときはカメラを持ち歩き、気になるところがあるとすぐにシャッターを切るほどに。風景をはじめ、動物や昆虫など、日々たくさんの写真を撮り続けている。「行った場所や面白いもの、きれいな風景を切り取って、いつでも見られるようにすることが写真の楽しさです」と越智君は話している。
現在も父親のアドバイスを受けながら撮影技術の向上を目指して、レンズをのぞく。「目標は写真で日本一になることです」と越智君は語った。
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