神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

相模原銘菓3種 美大生が包装紙デザイン 市内和菓子組合が企画

文化

公開:2016年2月4日

  • LINE
  • hatena
パッケージが新しくなった和菓子3種
パッケージが新しくなった和菓子3種

 相模原市内の和菓子店舗で構成される「相模原和菓子研究会『相和会』」の組合加盟店で製造されている和菓子3種のパッケージが一新され、多摩美術大学4年の杉村侑里さんが新たにデザインした。これは同会から相談を受けた「アートラボはしもと」(大山町)が杉村さんを紹介し実現したもの。

 今回パッケージが新しくデザインされるのは「てるて姫物語」「相模の娘(ひと)」「相模原音頭」の3種類。同会は2年ほど前に、3つのパッケージをリニューアルすることを計画し、「せっかくなら相模原市に根差したデザインにしたい」との思いから、アートによるまちづくりの拠点としてさまざまな企画を行っている「アートラボはしもと」に相談。同施設では市内や周辺の美術大学、美術系学科に通う学生たちが企画・実施する取り組み「Art Program Run!」を長年に渡って続けており、この中でポスターやマップなどを作成していた杉村さんに同施設が声を掛けたことで、今回の取り組みがスタートした。

 2年間にわたって、両者間で調整が繰り返され、先ごろ、ついにデザインが完成した。女性をモチーフにした「相模の娘」のパッケージには、女性とともに市の花であるアジサイが添えられており、「てるて姫物語」「相模原音頭」も可愛らしいイラストが目を惹く。「相模原市の地域色とともに、親しみやすさが表現できるように取り組みました」と杉村さん。「一般の方々とともに作成していくなかで、普段の授業では味わえない考え方などに触れることができた。貴重な経験になりました」と振り返った。

 同会の清水秀信さんは「素晴らしいデザインに仕上がりました。相模原の銘菓として市民から親しまれるようになれば」と話した。新パッケージの3種はまもなく同会組合加盟店で販売される予定となっている。

デザインを手掛けた杉村さん(中央)と相和会のメンバー
デザインを手掛けた杉村さん(中央)と相和会のメンバー

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

政令市で「標準化」遅れ

自治体基幹業務システム

政令市で「標準化」遅れ

相模原市「間に合わずか」

4月4日

イノベ創出、連携に期待

JR東海

イノベ創出、連携に期待

橋本駅南口に拠点開所

4月4日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook