児童たちによる出し物の様子
市立広田小学校（内藤三男校長）で３月４日、４年生64人による「１／２成人式」が行われた。
これは二十歳の半分となる10歳を祝い、今まで育ててくれた両親などに感謝を伝えることを目的に実施されたもの。９年前から始まり、４年生最後の行事として毎年行われている。
当日は、体育館に児童たちが製作した炭のオブジェや版画、ひょうたんなどが飾り付けられた。「１／２成人証書」が手渡された児童一人ひとりが台に上ってスピーチ。両親への感謝の言葉や将来の夢、これから頑張りたいことなど、それぞれの言葉で発表した。また、教諭たちからのプレゼントとして楽器演奏が披露されたほか、児童たちもたくさん練習を重ねてきた歌と演奏を集まった保護者らに贈った。
内藤校長は「今までの自分を振り返るとともに、お世話になった方々に感謝し、これからの自分について考える機会にしてほしい」と話した。
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