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ふじのキッズシアター 「劇を通じて自己表現を」 一般公募で15周年公演

文化

公開:2016年3月17日

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毎回熱のこもった劇が披露される
毎回熱のこもった劇が披露される

 市民子ども劇団「ふじのキッズシアター」は結成15周年を記念した『僕らのサーカス物語』を3月19日(土)、20日(日)の2日間、相模湖交流センター(与瀬259の1)で上演する。今回は一般公募で出演者を募集。子どもたちだけでなく、OB・OGや地域の大人たち総勢50人余りが参加して、世代を超えたコミュニティーシアターが披露される。

 ふじのキッズシアター(斉藤宮子代表)は、「未来の子どもたちのために」を合言葉に、表現活動を通して、子どもの心と体を解放し、あるがまま心の居場所を発信することを目指し、藤野地区で活動する子育て世代の母親有志が2001年に設立。小中学生が所属し、藤野に住む演出家、音楽家、照明家などの協力を得て、本格的な音楽劇を毎年春に上演してきた。また、一昨年には初の映画制作にもチャレンジ。劇団のOB・OGは芸術活動の幅を広げ、シンガーソングライターやバンド、ダンサーなど様々な分野で活躍する他、後輩たちの指導にもあたっている。

 そうした中、「15周年という節目の年に、地域の子どもたちだけでなく、青年や大人たちも参加する世代を超えたコミュニティーシアターを上演したい」と、初めて一般公募で出演者を募集。市や藤野観光協会の協力を得て、総勢50人余りが携わる大規模な劇が上演されることになった。出演者は、昨年末から火曜日の夜と日曜日に厳しい稽古をこなし、明後日からの公演に備えている。

サーカスを舞台に19・20日の2回上演

 公演されるのは『僕らのサーカス物語』。ミヒャエル・エンデの「サーカス物語」をメンバーが脚本した作品で、立ち退きを求められていた小さなサーカス一座が、解散か、ある条件の下でサーカスを続けるか決断を迫られる中、ピエロのジョジョが少女に語り始るところからストーリーが展開。予想外の展開もあり、本当に大切なものが何かを大人と子どもが向き合い考える内容になっている。

 シアターは3月19日午後6時からと、20日午後1時からの2回、相模湖交流センターで上演される。元舞台女優で、演技の指導にあたった事務局の柳田ありすさんは「公演では”想像力””自由””遊び”をキーワードに、ファンタジーの世界にお連れします。どんな痛みも愛せるようにと、皆様と一緒に笑い、楽しみ、考え、感じて頂きたいと思います」と見所を話す。

 公演に関する問い合わせは、柳田さん$090・5815・6964へ。

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