さがみはら緑区版 掲載号:2016年6月23日号 エリアトップへ

5月29日に行われた「箱根ヒルクライム2016」高校生男子チャンピオンクラスで1位に輝いた 櫻庭 悠真さん 城山高校 中央区田名在住 17歳

掲載号:2016年6月23日号

  • LINE
  • hatena

心に秘めた不屈の精神

 ○…山や丘陵の坂道を登りタイムを競う自転車競技・ヒルクライム。その日本大会の一つ「箱根ヒルクライム2016」高校生男子の部で約30人の頂点に輝いた。55分から1時間が平均タイムのところ、45分24秒で走破。最初から先頭集団で走ると心に決め、強気で挑んだ。「50分きればいいと思っていたけど、予想した以上のタイムで嬉しかった」

 ○…中学生の頃、「自転車でどこまでいけるのだろう」と思い立ち、自宅から鎌倉までママチャリを走らせた。「走ること自体が楽しい。どんどんはまっていった」と当時の興奮が今でも冷めやらない。そうした中、初めて出場した奥多摩ヒルクライムでは、思うようなタイムが出ず厳しさを痛感。「もっと練習しないと」と、ひたすら上り坂を登った。レースのお手本にとプロ競技を観戦する中で、ゴール目前でスピードを上げる「ゴールスプリント」に心奪われ、いつしかプロを意識するように。数あるロードレースの中でもヒルクライムが好きなのは、努力が結果に結びつきやすいから。今では「自転車が一番大切なもの」と言い切れる。

 ○…転機となったのは、母の一言だった。プロになりたいと想いを打ち明けた日、「本当に自転車を頑張るなら、積極的にレースに出て成績を残しなさい」と背中を押された。いつもは優しい母の胸を突く言葉が、今大会の出場を後押しした。そして掴んだ栄冠。最近では弟も「お兄ちゃんと自転車に乗りたい」と興味津々。「いつの日か二人で大会に出れたらいいな」

 ○…自転車に乗り始めてから性格が変わった。今まではできないことがあるとすぐに諦めていたが、競技を通じて「できないことは克服しよう」と不屈の精神が芽生え始めた。将来の夢は憧れのプロロードレーサー。自分を変えてくれた自転車と生涯を共にする。「来年は自転車部のある大学に入り、いつの日かツール・ド・フランスで走りたい」。夢は膨らむばかりだ。

さがみはら緑区版の人物風土記最新6

小林 朱見さん

津久井やまゆり園、藤野薫風などを訪れ音楽療法士として交流する

小林 朱見さん

清川村在住 60歳

9月12日号

井上 克彦さん

青根・青野原地区の鳥獣保護管理員として被害対策に尽力する

井上 克彦さん

牧野在住 60歳

9月5日号

野村 邦丸さん

ラジオパーソナリティで、今年4月から相模原市名誉観光親善大使を務めている

野村 邦丸さん

中央区在住 62歳

8月29日号

中村 好孝さん

神奈川県司法書士会相模原支部の支部長を務める

中村 好孝さん

南区相模大野在住 48歳

8月22日号

宮崎 華奈さん

女子ビーチサッカーチーム「東京レキオスレディースBS」で全国大会を目指す

宮崎 華奈さん

中央区田名在住 28歳

8月15日号

松井 克之さん

一般社団法人 神奈川県歯科医師会の新たな会長となった

松井 克之さん

南区新磯野在住 64歳

7月25日号

横谷 晴義さん

第51回全国公募ローマン展で東京都知事賞を受賞した

横谷 晴義さん

町屋在住 70歳

7月18日号

あっとほーむデスク

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

さがみはら緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年9月12日号

お問い合わせ

外部リンク