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第3期緑区区民会議 協議内容まとめ提案へ 観光、定住に焦点

社会

掲載号:2016年6月23日号

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 政令指定都市移行後、それぞれの区で、市長に委嘱された委員らで地域の課題やまちづくりに関して協議を行っている区民会議。緑区では第3期の総まとめとなる全体会議が6月15日に開催され、具体的な方策を行政や区民による協働の取り組みとして提案する報告書がまとめられた。

 緑区区民会議は、区内6地区のまちづくり会議で推薦された人、区内の公益的活動を行う団体から推薦された人、区民、学識経験者ら、市長から委託された25人の委員で構成され、1期2年の活動を行っている。第3期は2014年7月にスタートし、緑区のまちづくりの指針である「緑区区ビジョン」の推進に向けた具体的な方策について協議してきた。そのなかで、より効果的に審議を進めることを目的に、観光をテーマにした「未来を拓く活性化検討小委員会」と、定住をテーマにした「魅力ある地域コミュニティ検討小委員会」を2015年1月に設置。それぞれで検討してきた結果を、この度提案としてまとめた。

連携強化や子育て支援進める方策を

 「未来を拓く活性化小委員会」では、観光振興による地域活性化に向けた方向性として、「観光資源の絞り込み、『核』となる4つ(花・水・食・歴史)のテーマの構築」「既存イベントのブラッシュアップ、一体感の創出」「観光基盤づくり、連携基盤づくり」「全国に向けた情報発信、全国からの来訪者の誘導」「連携体制の強化(民間活力の活用)、広域連携の強化(他市町村との連携)」の5つの戦略ポイントを掲げている。区内に点在する観光資源や地域資源を結び付けるために、各種団体が連携し、区内全体で観光を盛り上げる体制を整備。そして区の魅力を全国へ伝えるためのイベントや情報発信、民間事業者や近隣市町村との連携を取ることで、知名度の向上、来訪者の増加による緑区全体の活性化をめざすと提案している。

 「魅力ある地域コミュニティ検討小委員会」では、昨年11月から1月にかけて、子育て世代のニーズや地域との関わりの状況を把握するために、区内の小学校1〜3年生及び就学前児童の保護者2455人を対象にアンケートを実施。この結果をもとに、「自治会館、学校の活用」「イベントの実施、市自治会連合会・ホームページ等を活用した情報発信」「魅力ある地域づくり、移住・定住の促進」の3つの戦略ポイントが掲げられた。「安心して子どもが自由に遊ばせる場所がない」「休日に親子で過ごせる場所をつくってほしい」等の意見が多かったことから、自治会館の常時開放や自治会による子ども向けイベントの実施などが提案されている。

 区政策課によると、この報告書は今後、市の関係機関等や各地区まちづくり会議に配られるほか、HPでの掲載や各施設への配架を通して、区民へ周知を進めていく予定だという。

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