8月17日から20日にかけて、広島県で開催された全国高等学校総合体育大会(インターハイ)水泳競技大会において、小堀倭加さん(橋本在住/湘南工科大学附属高校1年)が女子400m、800m自由形で1位を獲得した。中学時代から全国を舞台に活躍していたが、全国優勝は自身初となる。
7月の関東予選で400m・800mともに2位となり、全国大会への出場を決めた小堀さん。「表彰台に上がることをめざして大会に臨みました」と意気込み、当日を迎えた小堀さんは400mを全体4位、800mを全体7位で予選通過。決勝では序盤から上位をキープし、スピードを落とすことなく、終盤にトップに立つとその勢いのままフィニッシュ。4分12秒90、8分41秒52と2種目とも自己ベストのタイムをマークし、2冠を達成した。
大会を振り返り、小堀さんは「一人の力では勝てないレースだった。応援やサポートをしてくれたチームのみんながいたからこそ優勝できたと思います」と話している。
仲間と競いスピード強化
相模原ドルフィンクラブ(橋本)に所属し、中学時代からJOC(ジュニアオリンピックカップ)などで活躍していた小堀さん。高校生となった今年からは、水泳部でスピード強化に励んできた。「同年代でタイムを競い合える部活動の仲間たちができたことで、負けないようにと苦手だったスピード練習も頑張ることができた」と小堀さん。距離が長い自由形でもスピードが落ちない水泳は仲間たちと切磋琢磨できる環境の中で培われた。
8月22日〜26日に開催されたJOC夏季大会でも15〜16歳の400m自由形、18歳以下で競われるチャンピオンシップの800m自由形で優勝。「これからは追いかけられる立場として抜かれることがないよういっそう練習に励みたい」と話し、「2020年の東京五輪までには世界大会に出場できるような選手になりたい」と将来を語った。
本日15日には加山俊夫市長を訪問し、インターハイ優勝を報告する予定だ。
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