津久井高等学校(平松和夫校長)は創立70周年を迎え11月2日、相模原市民会館で記念式典を開催した。
当日は多くの来賓、卒業生、PTA、職員、生徒など約700人余りが参加。式典では、平松校長は自身が20代目の校長となり、70年の歴史の中で、生徒も教師も津久井高校という舞台で、貴重なバトンリレーを行ってきた、といった話を披露。次いで、70周年式典の高橋信之実行委員長が壇上に立ち「津久井高校は前身の津久井郡立乙種蚕業学校から数え、114年という県内でも有数の歴史を誇る高校です。長い歴史の中でも守るべき所はそのままに、変えるべき所は変えて、今後も発展していって欲しい」と挨拶した。
同校の同窓会長の中里州克氏は「戦後の厳しい時代に学ばせたい、学びたいという地域住民の強い要望で作られた津久井高校ですが、地域の人に支えられここまで来ました。今後も我々は無条件で、津久井高校を支援していきたい」と話した。
その後は、生徒による学校生活紹介や記念芸術鑑賞なども行われた。