相模原市緑区と八王子市が初めて連携し、企画した事業「八・緑マウンテンウォーキング」が12月10日に開催された。両市の自然や歴史を感じながら、藤野から八王子まで歩くこのイベントに計252人が参加。市は「今後も様々な形で交流を深めていきたい」と話す。
緑区の藤野・相模湖地域と八王子市は地理的に隣接しており長年、各地区の祭りやイベントへ相互に参加し合う等民間レベルでは盛んな交流が行われてきた。
そうした中、「養蚕が盛んだった藤野・相模湖から八王子へ生糸を運んでいた道路を歩くことにより、当時の歴史を振り返ろう」と、佐野川往還(甲州裏街道)を歩くイベントを企画。藤野、相模湖、八王子の3観光協会が中心となり、実行委員会(実行委員長に藤野観光協会代表理事の山崎睦文氏)を組織し、相模原市と八王子市が共催する形で初めて連携事業として実施することになった。
当日は晴天に恵まれた中、佐野川公民館に集合し、倉子峠、和田峠を通り、夕やけ小やけふれあいの里(八王子市上恩方町)まで約16Km(佐野川往還)を参加者各々ペースで歩いていた。
途中地元団体の協力を得てすいとん、甘酒等が振る舞われ、参加者は「冬ではなく春や夏にも家族で歩いてみたい」「思ったほどきつくなかった」「知らない人と話せて楽しかった」等様々な感想を話した。山崎実行委員長は「想像以上の方々に参加頂き嬉しく思います。コースにはにほんの里100選の佐野川地区なども含まれ、自然や歴史が楽しめたと思います。今回初めて本格的に両市で連携した事業を行いましたが今後も継続して行っていきたい」と話した。
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