両親の共働きやひとり親世帯の増加により、放課後や休日をひとりで過ごす子どもたちを支援する「子どもの居場所」づくりが広がっています。
地域で子どもを応援!
「ただいま!」緑区市営上九沢団地の公共スペースで実施されている「くすのき広場(以下、広場)」には子どもたちの我が家に帰るような元気な声が響きます。
「子どもたちが夜中に団地で騒いでいることがあり、有志で見守り活動を行っていました。その経験から、きちんと大人が寄り添う必要性を感じ、身近な地域で子どもたちの居場所をつくることはできないかと考えました」と話すのは、代表の吉澤肇さん。広場は同団地の住民有志で組織する「子どもの育ち応援団」と大沢地区民生委員児童委員協議会、外部の専門職、そして団地の方々の協力のもと、平成26年よりスタート。
月3回、午後3時〜7時まで毎回30〜40人の小学生、中学生が近隣の大学生や地域のボランティアと一緒にトランプ、オセロ等のゲームをしたり、学校の宿題も教わったりしています。合間に出されるボランティア手作りのおにぎりも楽しみのひとつです。
子どもの居場所から地域交流の場へ
「子どもの居場所づくりを通して地域にとってなくてはならない場所を目指していきたいです」と吉澤さん。以前広場に通っていた小学生が卒業後も子どもの遊び相手として活躍したり、団地に住む高齢者が折り紙を教えたり、子どもたちに寄り添う方々にとっての交流の場にもなり、支えあいの輪が大きく広がっています。
協力者募集中!
広場では、運営をお手伝いしてくれる方やおにぎりを作るためのお米の寄付を募集しています。詳細は代表の吉澤さんまでお問い合わせください。
【電話】042・762・4568
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