M.Tボクシングジム(西橋本)に所属する日本フライ級15位の中谷潤人(なかたにじゅんと)さん(19)=二本松在住=が、2月19日に都内で行われた同ジム主催の興行「パイオニア・オブ・ファイトVol.2」で、タイの選手に2回43秒でTKO勝ちを収めた。昨年11月に東日本、12月に全日本の新人王決定戦を制し、9戦9勝(7KO)と勝ちを連ねていた戦績に、また一つ白星を重ねた。
フライ級の6回戦。21戦10勝9敗2分と、経験豊富な相手のミンクワン・アールアールナコンパトム選手に対し、1ラウンド目は「様子をみて入った」という中谷選手。「相手のパンチが見切れ、いい距離もとれた」と、好感触で入った第2ラウンド。開始まもなく得意の左ストレートがさく裂し、テンカウントを待たずに勝利した。
「いろいろと技を試したかったが、いいパンチが入って早めに終わった」と試合を振り返る中谷選手。今後は3月に渡米。かつて教えを受けた名トレーナー、ルディ・エルナンデス氏のもとで1カ月間の修業に励む。「練習環境が良く楽しみ。米国では実戦形式が多いので、経験値を高め引出しを増やしたい」と、中谷選手は意欲に燃える。帰国後は、4月に故郷の三重県で凱旋試合に臨む予定だ。
この日の試合には、同ジムから4人が出場。日本フライ級7位の星野晃規選手は2対1で判定勝ちし、藤崎光志選手と高橋菜々選手は引き分けた。
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