ゆうちょ銀行橋本店(西橋本/原田隆志店長)で3月3日、強盗模擬訓練が行われた。強盗に押し入られた時に速やかに通報し、事情聴取に対し相手の身体的特徴などをしっかり伝えることなどをねらいに、相模原北警察署と協働で定期的に実施されているもの。
訓練では、強盗に扮した北署員が国道側出入口から侵入。「金を出せ」と大声で叫びながら窓口の行員に模擬拳銃をつきつけ脅迫した。後方の行員は犯人をなだめつつ時間を稼ぎながら模擬紙幣を袋に詰め、その間に通報。犯人逃走の際にカラーボールを投げつけた。
まもなく現場にかけつけた北署員が、行員に対し犯人の体格や容姿、凶器、着衣、発言内容や逃走方向など細かく質問。行員は犯人が着ていたジャンパーのメーカーなどをしっかり確認しており、記憶はほぼ犯人の特徴をとらえていた。訓練とはいえ、犯人役の警察官の迫力ある演技と行員の真剣な対応に、現場は緊迫した雰囲気に包まれていた。
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