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橋本の歴史を知る会 郷土の歴史、一冊に綴る 足かけ4年、故人の資料を復刻

社会

掲載号:2018年1月1日号

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左から「橋本の歴史を知る会」の金山代表、田中館長、廣澤英雄さん=12月14日
左から「橋本の歴史を知る会」の金山代表、田中館長、廣澤英雄さん=12月14日

 橋本地域の歴史の伝承を目的に活動している「橋本の歴史を知る会」(金山勝郎代表)はこのほど、『橋本郷土研究会資料復刻版』を作製した。橋本公民館の歴史講座受講者によって1977年から98年まで活動していた「橋本郷土研究会」が残した資料を約4年かけてまとめたもの。知る会では「橋本の歴史を知るうえで大変参考になる資料が網羅されている」と話している。

 2014年の3月頃、知る会のメンバーで橋本公民館の館長を務める田中勝年さんは、同館の倉庫で「ある資料」を発見した。精査すると、それは橋本郷土研究会2代目会長の故・南平幸治氏が例会で発表していた資料にメモ書きをしたものだった。「これは貴重なものだ」。南平氏の家族に連絡すると、自宅には膨大な数の資料が眠っていた。

 歴史伝承に取組む知る会ではこれまでに『橋本郷土かるた』『橋本の文化財おさんぽマップ』『橋本の歴史ガイド・ブック』を作製してきた経緯があった。こうした取組みの一環として、田中館長は南平氏の資料を復刻することを着想し、パソコンで打ち込みを始めた。資料には判読が難しい字体や古い漢字、梵字などが頻繁に登場するため「作業は簡単ではなかった」と田中館長。それでも足かけ4年の歳月をかけ、ようやく資料の打ち込みが完了。地域活性化事業交付金を活用しているものの、778頁にわたる製本はそれでは賄いきれず、印刷や丁合は知る会のメンバーが協力して行った。

 目次には「相州橋本宿」「橋本の簡易水道の創設とその頃」など143の項目が並び、産業や宗教、地名などに関わるもののほか、祭りや盆といった風俗的なことも盛り込まれている。「もともと古い記録が乏しい橋本地域において、今後さらに深く調べていくための道標になる」と田中館長。知る会の金山代表は「読み進めるうちに段々と面白くなっていくと思う」と話す。

 書籍はB5判。知る会では2月下旬頃に市内の学校や図書館、公民館などに配る予定。一般希望者は2月上旬から募集をかけ、抽選のうえ3月4日の橋本公民館まつりで50冊無料配布する。問合せは同公民館【電話】042・771・1051へ。

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