「貴重な震災体験を外国の人にも広く伝えたい」と、橋本在住の中澤八千代さんが、東日本大震災の震災被害者の体験談をまとめた自著の英訳版『Tsunami』を、外国人が多く集う「さがみはら国際交流ラウンジ」に寄贈した。2月9日には相模原市役所を訪れ、同書を届けた。
中澤さんは岩手県陸前高田市出身。東日本大震災で甚大な被害を受けた故郷の様子を多くの人に知って欲しいとの思いから、震災後すぐに被災地を訪れて、友人たちへ約1年間の取材を重ね、2012年10月に『私の友の3・11』を上梓し、16年には子ども向けに同書の漫画版『黒い風』を出版している。今回寄贈された『Tsunami』は、『私の友の3・11』を英訳した著書。中澤さんは「震災の際には、米軍をはじめ多くの海外の方にも助けて頂く姿が見られ感動しました。この本で国内の大人、子ども、海外の方向けに3冊出揃いましたので、多くの方に震災の状況、体験を知って欲しい」と話した。
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