さがみはら緑区版 掲載号:2018年2月15日号
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今季から女子サッカーチーム・ノジマステラ神奈川相模原のキャプテンを務める 吉見 夏稀さん 南区新戸在住 24歳

背中で引っ張る新主将

 ○…好きな言葉は「なんとかなる」。昨季で引退するまでの6年間、大きな声で仲間を鼓舞してきた尾山沙希さんの後を継ぎ、「ステラ」の2代目キャプテンに任命された。試合では守備から中盤、攻撃まで様々なポジションをこなし、終了のホイッスルが鳴るまでボールを追いかける。チームが「変革」をスローガンに掲げる今季、「自分はプレーで引っ張っていきたい」と静かに意気込みを語った。

 ○…座間市出身。兄の影響で4歳から始めたサッカーに打ち込み、栗原小学校卒業時には「もっと上手くなりたい」と単身福島へ。現地の中学・高校に通いながら、アスリート養成機関のJFAアカデミー福島で同世代と切磋琢磨してきた。そこでの菅野将晃監督との出会いをきっかけに、2012年のステラ創設に18歳で参加。当時の最年少が今では唯一の初期メンバーとなり、引退する仲間を見送ってきた。「自分も毎年、後悔しないように選手人生を過ごしたい」

 ○…午前中はノジマ座間店で働き、午後はサッカー選手という生活も7年目。「おじいちゃん、おばあちゃんのお客さんが多くて、話すのは楽しい」と接客にもすっかり慣れた。趣味は韓国のバンド「CNブルー」のライブDVD鑑賞などインドア派で性格は人見知りだが、国外では積極的に。先日の休暇では「中学時代に地理の教科書で見て以来、憧れていた」ギリシャ・サントリーニ島へ一人旅。片言の英語を駆使し、多くの交流が生まれたという。

 ○…なでしこリーグ1部初挑戦となった昨季は、リーグ戦で10チーム中8位と苦しい経験をした一方、皇后杯では準優勝を果たし、確かな手応えもつかんだ。新たな選手・スタッフを迎え、目指すはリーグでの上位進出だ。「走るのは好きじゃないんですけど」と苦笑しつつ、「全員が全力でひたむきにプレーするステラのサッカーを、スタジアムでたくさんの人に見てもらいたい」と市民へ呼びかけた。

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