児童の規範意識向上と健全育成に寄与したとして2月23日、相模原総合高校(大島/伊原伸一郎校長/生徒数749人)に対し、相模原北警察署(八木秀夫署長)から感謝状が贈られた。
同校では、隣接する大島小学校が児童会の活動として実施している通学路での朝のあいさつ運動に、生徒会が主体となって5年前から月に2回参加。あいさつをしながら、登校する児童を見守る活動を行ってきた。
また、その活動とは別に同高校演劇部では、1年に2回、同小児童に対して、いじめや万引き防止をテーマに、寸劇を交えて非行防止などを呼びかける教室を継続して行って開催してきた。今回、これらの活動が評価され、初めて表彰される運びとなった。
この日、校長室で行われた表彰状の授与式には、生徒会と演劇部から代表生徒5人が出席。感謝状を受け取った生徒会会長の藤田まなみさん(2年)は、「活動を続けるうちに児童があいさつを返してくれるようになり、うれしい気持ちになりました。当たり前と思って行っていた活動が表彰されて実感が湧きました。あいさつすることは大事なことだと改めて感じたので、もっと気を引き締めて活動していきたい」と話した。
また、演劇部部長の中田歩花さん(2年)は、「児童が真剣に聞いてくれるので、こちらも楽しいです。先輩たちが継続してきてくれた活動を、これからも続けていければ」と話した。