旭小学校(橋本/二宮昭夫校長)6年1組の児童が3月3日、橋本公民館まつりで、自分たちで開発したオリジナル駅弁「橋本弁当トントン」の販売を行った。
自分たちが暮らす橋本の魅力発掘をテーマに取組んできた総合学習の一環。昨秋に相模原青年会議所主催のリニア停車駅サミットで児童が「相模原の駅弁づくり」の構想を発表。賛同した同会議所会員の弁当・惣菜製造販売「(有)天神屋」(南区)が開発に協力した。掛け紙も自分らでデザインし、食材は香福豚や津久井在来大豆、奉寿蘭(鶏卵)など相模原産を取り入れた。
この日は販売が始まる午前11時前から列ができる盛況ぶり。約20人の児童は商品を渡す人や会計、宣伝する人などそれぞれの持ち場で役割を果たし、用意した150個の駅弁は開始23分で完売した。
(有)天神屋の望月達也代表(33)は「児童からは鋭い意見もあり勉強になった。将来的に駅弁として商品化して、販売できるようになれば」と話していた。
担任の荒木昭人教諭(36)は「地域の人と関わることで社会とつながる場を持てて、意味のある学習になった」と述べ、商品PRを担当した市河玲くんは「館内で宣伝をして歩いていたら多くの人が声をかけてくれ、広告することの大事さを感じた」と感想を話した。
また公民館まつりでは、同校の5年生児童がデザインしたゆるキャラの発表や、制作した橋本の魅力を伝えるガイドブックの配布なども同時に行われた。
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