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大沢地区子連 地域で子育て、50年 10日に記念講演会

社会

掲載号:2018年3月8日号

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記念事業の第1部として行われたイベントの様子
記念事業の第1部として行われたイベントの様子

 大沢地区子ども会育成連絡協議会(地区子連/伊藤強会長)の結成50周年を記念した講演会「大沢の歴史講座・大沢の歴史と子ども会」が3月10日(土)、サン・エールさがみはら2階ホールで開かれる。主催する同地区子連50周年記念事業実行委員会の田中豊実行委員長は、「子どもを育む地域の歴史に興味のある方にご来場いただけたら」と話している。

 子ども会は、子どもを健全に育成することを目的に、保護者や住民で組織される地域団体。事業には1年から6年生までの小学生が参加。年間行事に加え、鼓笛隊、野球、ドッジボールなどのチーム活動に取組む児童も多い。

 地区子連は、市内各地域にある最小単位の子ども会(単位子ども会)が、連絡や協調を図るために集まった組織。さらに地区子連の集合体には、1963年に発足した相模原市子ども会育成連絡協議会(市子連)がある。市子連は2017年度、22の地区子連と175の単位子ども会で組織されている。

 大沢地区では、64年に古清水子ども会が発足。それを皮切りに各地域で単位子ども会が次々と誕生し、68年に大沢地区子連が創立された。現在は上大島第一・中の郷・ときわ・古清水・白鳥・九沢・塚場・宮下・作の口・葛輪の10子ども会からなり、大沢・大島・九沢・作の口の各小学校に通う児童が参加。活動は、わんぱく相撲大会や野球とドッジボールチームの交歓球技大会、スポーツレクリエーションフェスティバル、子ども壁新聞コンクール、こどもまつりなど、市子連や公民館が行う事業と合わせて、子どもたちの交流や地域参加を促している。

 同地区子連の元会長で、記念事業実行委員長の田中さんは、「地域の中で異なる年齢の子どもたちが交流し、学校活動とはまた違う様々なイベントや集団生活を通して自発性や協調性、創造性などが育まれる。また年長者が年少者に物事を教えるという縦社会の関係性も学ぶことができる」と子ども会活動の意義を説明する。近年は少子化の影響による役員不足が悩みの一つで、「大人が子どもに路線を引いてあげなければならないが、担い手が十分に確保できない。事業の縮小化が懸念される」と話す。

3部構成で記念事業

 今回の50周年記念事業に向けて同子連では、一昨年の夏に準備委員会を組織。昨年3月には歴代の役員ら10人による実行委員会を立ち上げた。準備委を含めて延べ21回の会議を重ねた結果、3部構成での記念事業開催を決定。2月17日に第1部として科学ショーや音楽演奏を盛り込んだ子ども向けイベントを実施し、25日には第2部として、同じく50周年を迎えた大沢少年少女鼓笛隊の記念発表会をOB・OGを交えて開催、活況を呈した。

 そして、締めくくりの第3部として3月10日、サン・エールさがみはらを会場に、記念講演会を開く運びとなった。

 当日は、元相模原市立博物館館長で、現東京農業大学非常勤講師の大貫英明氏が講師を務め、「大沢の歴史と子ども会」をテーマに講演する。時間は午前11時から午後0時30分まで。入場無料。定員200人で、事前申込みは不要。田中さんは、「大沢地区にお住まいの方だけではなく、子どもを育んできたこの地域の歴史に興味のある方は、ぜひご来場いただきたい」と話している。

 講演会の問合せは大沢公民館【電話】042・762・0811へ(午前9時から午後5時。月曜日と、正午から午後1時を除く)。

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