特集に合わせ、「筋肉」と「肉」の関係についてスポーツジム「SOS T―Lab」(南区)の大森大さんに聞いた。
大森さんは、筋肉と肉の関係を語る前提として、糖質=ご飯をある程度食べることをすすめる。糖質はいわばガソリン。適度に摂取することがまず重要だという。その上で、肉は筋肉の素材となるたんぱく質であるため、トレーニング後に傷めつけた筋肉を回復させ、さらに大きくするために積極的に食べることをすすめる。筋肉の疲労回復を促すためにも肉はしっかり食べたほうが良いという。
ただ、肉=たんぱく質は消化に時間がかかる。そのため、食べてから運動をすると、胃に全身の血液が集まっている間にトレーニングをすることになるため、鍛えようとする筋肉に効率良く血液がいかなくなってしまう。
肉は、運動後に筋肉を補充するイメージで食べると良い。「筋トレをしている人もそうでない人も『今日一日頑張った』という時に、ごほうび感覚で肉を食べると良いと思います」