「第2回相模原市道志川カヌースラローム大会」が4月30日(月・祝)、地元住民の協力で三ヶ木の道志川に設けられたカヌーコースで開催される。主催する相模原市カヌー協会(山口美津夫会長)は「市のカヌー熱を高めて競技人口を増やし、近い将来、規模を大きくした市民大会を開催できるようにしたい」と話す。
市内のカヌー競技者の増加・普及を目指して行われるこの大会。国体神奈川県予選も兼ねている。昨年は200人近い観客を集め盛り上がった。今年はカヌー競技のオリンピック種目にもなっている「スラローム(300mコース)」が行われ、カヤック、カナディアンなど12種目を実施する。普段同コースで練習に励んでいる小島大地さん(川尻在住)や斎藤康祐さん(同)などを含め、県内外から全国トップクラスの選手、総勢50人以上が出場する。開催にあたり、自治会、観光協会など多くの地元住民が会場やコースの設営準備に協力。近隣飲食店によるピザの振舞いなども予定される。同協会は「大会の準備に加え、日常の練習から草刈りやコース設営など、地元の方々には多くの協力を頂き感謝しています」と話す。
全国クラスの選手を輩出
大会が行われる道志川特設コース(三ヶ木字上河原1953・1954付近)は3年前、市カヌー協会が県、企業庁、宮ヶ瀬ダム管理事務所などの許可を取り付け整備したもの。県内にカヌーコースは他になく、日々練習できるコースがあることで、全国クラスの選手を輩出するなど、市内カヌー競技のレベル向上と振興に寄与している。
山口会長は「道志川は地域の貴重な財産。多くの関係者の協力によって、このような素晴らしいコースが整備されたことに感謝します。カヌーという競技を通じて、地元の子どもたちが川と親しむ機会が増えて欲しいと思っていますので、ぜひ応援にお越し下さい」と話した。大会は午前9時開会。詳細は事務局長の斎藤利久さん【携帯電話】080・6533・2210へ。
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