大島小学校(大島/塚田一校長)で7月5日、元相模原市立博物館館長の大貫英明さんによる講演会が行われた。
6年生が年間を通じて「咲き誇れ大島の花 地元の魅力 再発見!」をテーマに取組んでいる総合学習の一環。「地域に詳しい人の話を聞きたい」と地元に住む大貫さんに講演を依頼し、体育館で6年生3クラス約100人の児童が講義を受けた。
講演では山地と平野を結ぶ相模原の位置や、物資運搬の主な手段が舟だった江戸時代に大島は要衝だったこと、地層、遺跡、文化、リニアなど多岐に及ぶ説明がなされた。
終了後、児童を代表して田村陽翔(はると)さんが謝辞とともに「縄文や平安時代にも大島に歴史があるとわかりました。地面を掘れば黒土、赤土、砂利、中津層があることを知りました」と感想を述べた。