さがみはら緑区版 掲載号:2019年1月1日号 エリアトップへ

区長インタビュー 地域特性、それぞれに魅力 将来性と豊かな自然

政治

掲載号:2019年1月1日号

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インタビューに答える中島伸幸区長
インタビューに答える中島伸幸区長

 2019年の年頭を飾る企画として本紙では、中島伸幸緑区長に対し、新春インタビューを行った。昨年4月の区長就任から約9カ月。中島区長は、現状と今後の緑区の構想や考え方などについて率直に語った。(聞き手/本紙さがみはら緑区編集長・木村正博)

 ―まずは2018年を振り返っての感想をお聞かせ下さい。

 「昨年4月に緑区長に就任し、いろいろな地域、イベントにお伺いさせていただきました。芸術を前面に出し、地域おこしをしている藤野の様々なイベントや、青野原の村芝居、神奈川県の無形民俗文化財に指定されている大島、下九沢、鳥屋の獅子舞、城山のお囃子や夏祭り、小原宿本陣祭など、数多くの素晴らしい伝統芸能を拝見させていただきました。そこで感じたのは、緑区は高度な都市機能を有する橋本地区を中心とする『旧相模原地域』と、豊かな自然を持つ『津久井地域』という、成り立ちの違う地域が一緒になった区だということです。それぞれの地域に特性があり、非常に良い部分が多くあると感じています。具体的には、橋本地区の将来性、津久井地域の大自然や地域住民の結びつきの深さ、温かさなどです。

 一方、日本全体としては、少子高齢化により人口減少社会に突入しようとしていますが、リニア新駅の影響を受け人口が増えている橋本地区と、高齢化が進み人口減少が起きている津久井地域の2極化が進んでいます。そうした状況下で、津久井地域のこの問題に対する危機意識は相当なものがあると感じています。

 橋本地区には、リニア中央新幹線駅という大きな集客力を持つファクターが控えています。リニア新駅ですが、地下40mに建設が予定されています。リニアの中でも、地下駅となるのは、ほかには品川駅、名古屋駅だけです。首都圏エリアの利用客の見込みとなる約3500万人のうち、3分の1となる約1200万人は橋本を利用するとの予測もあります。この数字は愛知県・岐阜県・三重県などを加えた名古屋地区の利用者を越えるものです。

 そうしたことから、国のスーパーメガリージョン構想の一翼を担う拠点に位置付けられ、交通ターミナルとしても有効に機能していくと思います。

 「そうしたことから、橋本には今後、国内外から多くの人が来ることが見込まれます。橋本地区には優れた技術を持つ中小企業が数多くありますので、雇用の場を創設していくことと、橋本を拠点として、自然に恵まれた中山間地域である津久井地域に、観光客を呼び込むということが重要になります。緑区に来ていただいた方が、それぞれの目的で違う楽しみ方が出来る、素晴らしい地域となる可能性を秘めています」

 ―今年の緑区の展望をお聞かせ下さい。

五輪を機に観光振興を

 「まず、今年は東京オリンピック開催の前年にあたりますが、緑区は自転車ロードレース競技のコースに指定されました。

 さらに相模湖では、ボート競技の強豪であるカナダチームが事前キャンプをすることが決まっており、国際的にも注目されています。大切なのは競技だけでなく、このことを機会に、世界の方々と交流する機会やイベントをつくることです。海外の方々は、日本のおもてなしの心に共鳴する部分が大きいので、オリンピックが終わっても、緑区の住民が持つ『おもてなしの心』を通じて観光客を増やし、地域経済の活性化につなげていきたいと思っています。

 世界の観光需要は体験型のツアーが主流になっています。このことで大切なのは、その場所に来て接する人々の心の温かさだと思います。

 幸い、緑区には世界に誇れる伝統芸能や自然がありますし、住民の温かさという、優れた面がありますので、住民の方々にその良さをもっと認識してもらい、官民ともに地域の発展に取り組んでいきたいと思います。そのために、私見ですが、各地区で行われている祭りやイベントを同じ時期に一定期間開催して、大きなイベントとしてプロモーションし、内外にPRしていけば、来場者が増えるかもしれません」

4月に相原高校移転

 「リニア新駅に伴う橋本地区の駅前開発ですが、インフラ整備の大きな方針は決まっています。リニア中央新幹線に関する整備は『新幹線整備法』という法律に準じて行われ、用地取得については、自治体(県と政令市)に委託して行われます。橋本を中心とした相模川より東側を市が、西側を県が進めています。我々の役目は、このリニア新駅を中心としたまちづくりを住民の方々と話し合いながら進めていくことです。橋本の方は、企業や商店街、住民も非常に橋本の将来のことを考えていただいておりますので、深く感謝しています。

 今年4月には相原高校の移転も予定されています。相原高校は地元地権者の寄付によって誘致した経緯があります。大正11年創立と歴史があり、多くの卒業生を輩出しているという実績もありますので、いろいろな思いがあると思いますが、移転についてのご理解、ご協力を頂いて感謝しています。また、多くの方から相原高校にある豊かな自然の一部を残してほしいとの声を頂いていますので、我々も最大限考慮して、検討していければと思っています」

鳥屋基地で地域振興を

 「鳥屋の車両基地については、4年前にこの話が来たとき、地域にいろいろなご意見があったことは理解しています。現在は測量が始まった段階ですが、大切なのは、この施設が地域振興の一翼を担う施設となるよう、JR東海と住民との話を進めていくことです。私も出来る限り協力していきたいと思っています。

 そのほかにも、青山の火葬場建設、青根の小中学校統合による跡地の有効活用、城山公共施設再編など多くの課題がありますので、区民の方々と話し合いながら理解を求めて進めていきたいと思っています」

 ―最後に新年に向けて、本紙読者へのメッセージをお願いいたします。

 「本年は、緑区は大きな動きがある年だと思います。区民の皆様との対話を大切に、一緒に取り組んでいきたいと思っています。活気ある緑区づくりに全力で取り組んでいきますので、ご支援を賜りたいと思っています」

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新型コロナウイルスワクチンの詳しい情報については市HPをご確認ください

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/kenko/kansenyobo/1019910/1022588/index.html

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