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成長できたブラジル遠征 派遣高校生が成果を報告

教育

公開:2019年2月21日

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大会終了後に日本チームと現地スタッフで記念撮影 =市水泳連盟提供
大会終了後に日本チームと現地スタッフで記念撮影 =市水泳連盟提供

 ブラジル・ナタール市で昨年11月に開催された青少年を対象にしたスポーツ大会「ブラジリアン・ユース・スクール・ゲームズ」に、相模原市から派遣された高校生2人が2月13日、市役所を訪れ野村謙一教育長に大会の結果ならびに交流の成果を報告した。

 来年にせまった2020東京五輪・パラリンピックにおける事前キャンプの受入を契機として、交流を進めている相模原市とブラジル。同派遣事業は青少年の交流を推進するため、ブラジルオリンピック委員会からの招待に基づき2017年度からスタートしている。

 今回、市から派遣されたのは、相模原市水泳連盟の推薦を受けた大塚陽(ひなた)さん(上溝高校1年)と中嶋大樹さん(麻溝台高校2年)。2人はともに初の海外遠征。日本の真裏にあたるブラジルということもあり、「ワクワクより不安が大きかった」と話した中嶋さん。それでも「ブラジルの選手が積極的に話しかけてくれて。水泳競技とインスタグラムなどのSNSを通じて仲良くなれた」と笑顔で話した。大塚さんは「観光中も現地の人が、日本語で声をかけてくれて嬉しかった」と話し、「開会式も会場から大声援を送ってもらって、テンションがあがりました」と笑顔を見せた。

 また、日本チームが試合後に会場のゴミ拾いをしていると、ブラジル人選手も手伝ってくれたこと、会場にあったステージでダンスを披露したことなども報告。中嶋さんは、ブラジルの女性選手と交換したというサッカーユニホームも披露した。

 今回の遠征で、恵まれた環境で練習できることに対する感謝の気持ちが芽生えたという2人。「この経験を活かして、今夏のインターハイ出場を目指したい」と力強く語った。

 野村教育長も「水泳競技を通じて交流をし、違う文化にふれることで成長できたと思う。今後もブラジルとの懸け橋になってほしい」とエールを送った。

 相模原市によれば今夏から秋にかけて、競技は未定ながらブラジル選手団が本市でテストキャンプを実施する予定。その際に、練習の公開や市民との交流なども企画しているという。

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