津久井郵便局に、各種公的証明書の交付ができる「キオスク端末」(複合型コピー機)が設置され、3月25日に運用開始のセレモニーが開かれた。
キオスク端末は店舗や公共施設、駅などに設置される小型の情報端末。日本郵便(株)では2017年より、マイナンバーカードなどを使ってこの端末から公的証明書などを取得できるサービスを全国14局で展開している。今回、地域の利便性向上とマイナンバーカード普及促進を目的に、新たに30局を拡大するにあたり、県内の郵便局として初めて津久井局に設置した。窓口営業時間内に、この端末から、住民票や戸籍の附票の写し、印鑑登録、税、戸籍などの各種証明書などを取得できる。
この日のセレモニーでは、相模原古淵郵便局の細谷勝利局長が「日本郵便の使命は地域社会の発展。市民サービスに直結できるものと確信している」とあいさつ。中島伸幸緑区長は、同社と市が昨年3月に包括連携協定を締結したことにふれ、「今後も日本郵便様と行政サービスの向上に向け、様々な取り組みをしてまいりたい」と述べた。