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新火葬場整備 「青山」が最終候補地に 地元とは協議条件に調整

社会

掲載号:2019年4月11日号

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最終候補地となった帝京大青山グラウンドの入口
最終候補地となった帝京大青山グラウンドの入口

 市は、検討を進めている新たな火葬場の整備について、「青山」(帝京大学青山グラウンド)を最終候補地とすることを決定し、3月末に発表した。目標とする2024年度中の供用開始に向けて今後、安全対策や建物の配置、雨水排水処理など、整備に関する具体的な検討が進められていく。

 現在、相模原市内にある火葬場は、南区古淵の市営斎場に併設されている1カ所。高齢化の進行などにより市営斎場の火葬件数は年々増加しており、市では27年にはその需要に対応できなくなると予測している。

 そこで、市営斎場の改修も見すえながら市は、新たな火葬場の整備に向け14年度に基本構想を策定。16年度には、3カ所に絞った中から「青山」を最終候補地(案)とし、自治会など地域に対する説明会を重ねてきた。

 しかし一方で、青山が土砂災害(土石流)警戒区域内であることなど、地元からは安全面を懸念する意見もあがっていた。そのため、市は17年度に青山を最終候補地(案)としたまま地質調査を実施。結果、今後大規模な斜面崩壊や著しい被害を及ぼすような土石流が起こる可能性は小さいとの評価を受けたことから市は、昨年8月に緑区内で行った市民説明会で、青山での検討を継続する方針を示した。加えて市は、地元である串川・鳥屋の両地域振興協議会に対し、青山を最終候補地とする考えを提示した。

 地元からは、地域の要望が多い葬儀式場の併設や周辺道路の改良整備などについて今後協議を行っていくことを条件として賛同の意向が示され、また最終候補地として今後基本計画を作成する中で、敷地や法面の整備など安全対策の検討が可能であることなどから、市は今年2月末に青山を最終候補地として決定。3月末に正式に発表した。

 市は今後、敷地や法面の造成、雨水排水処理、進入路や建物の配置など基本計画の作成に向けた検討を行っていく。建設予定地としての決定は21年度中、供用開始は24年度中を目指す。市では、「まずは、基本計画の作成に向けた検討をできるだけ早期に始めていきたい」と話している。

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