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伝統受け継ぎ、地域に輪 長徳寺盆踊 再興30周年
大島の長徳寺(大瀧智賢住職)で7月27日、盆踊り大会があった。
同寺の盆踊りは昭和初期に当時の大瀧介三住職が境内を開放して発起したのが起こり。戦争や人手不足から中断期があったが、1990年に自治会の有志により復活。今年再興30周年を迎えた。
台風による荒天を懸念して当日は開始時刻を前倒し。参加者は地域平和と農民の幸福を祈り歌い継がれる長徳寺盆唄や、大沢興進歌などに合わせ、やぐらを囲んで踊った。
踊りの合間には恒例行事として、大瀧住職ら曹洞宗の僧侶9人が本堂で先祖供養のための般若心経を唱えた。長徳寺盆踊保存会の中里稔会長は「新しい住民も増え、地域交流のために復活した盆踊りが、今では他の地域の方も訪れ、さらなる交流が生まれるようになっている」と歴史を思い返した。大瀧住職は「地域の方の力をいただいて続けられている。今後も気軽に来られるお寺を目指す」と話していた。
長徳寺盆踊保存会
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