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故・舘盛県議の著書寄贈 淵辺義博の伝承を小説に

文化

掲載号:2019年9月26日号

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書籍を手にする静子さんと、感謝状を持つ寛行さん(中央)、野村教育長=9月18日、教育長室で
書籍を手にする静子さんと、感謝状を持つ寛行さん(中央)、野村教育長=9月18日、教育長室で

 今年6月、直腸がんで逝去した元県議会議員の舘盛勝弘さんが、亡くなる直前に書き上げた書籍『相模原の武将 淵辺義博―護良親王は生きていた―』(日相出版)を、長男で梅宗寺(上九沢)住職の寛行さんがこのほど、相模原市に寄贈した。

 書籍は、鎌倉時代末期に、現在の中央区淵野辺付近を拠点とした武将・淵辺義博について、地域の伝承をヒントにしてしたためた小説。淵辺義博は、主君の命で後醍醐天皇の皇子である護良親王を殺害したとされている一方で、親王の命を助け宮城県石巻まで逃がしたとも伝えられている。勝弘さんは相模原市の職員時代に、現在も淵野辺にある史跡「縁切りエノキ」を見て物語を着想。晩年に執筆しようと構想を練ってきたのだという。

 今回、市立小中学校108校と市内4カ所の図書館と分館に112冊を寄贈。9月18日に勝弘さんの妻・静子さんと市役所を訪れた寛行さんは、野村謙一教育長に書籍を手渡し、「淵辺義博という名前を相模原に住んでいてもご存じない方が多いと思う。本にして、名前だけでもふれていただき、相模原のことを市民の方に知っていただきたいと本人は言っていた」と勝弘さんの思いを紹介した。

 静子さんは、勝弘さんが病床に伏せ、最後の章がなかなかまとまらなかったことなどを明かし、「宣告された余命よりも長く生きた。本を仕上げようという気持ちが強かった」と故人を偲んだ。

 野村教育長は、「歴史、人物を外に向けて出していけるものが相模原(旧市)には少ない。こういったものが子どもたちに伝わっていくとうれしい」と謝辞を述べた。

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