行政が取り組む様々なテーマを若者に一緒に考えてもらい、市政に対する理解を深める契機にしようと市は9月に「若者ワークショップ」を初開催した。
市では近年、市政に関心を持たない若者が増えている点を喫緊の課題としていた。そこで若者が集まる機会である「インターンシップ」に着目。課程の一部に組み込むことで大学生に市政について話し合ってもらう場を設けた。
参加したのは市内外の大学生31人。ワークショップ開催にあたり、市の各部局から募った「市が抱えている課題」から大学生が重要かつ身近に感じやすいテーマを選択。「開かれた議会をめざす」「ごみ減量」「若者の社会参画の促進」「淵野辺駅南口周辺のまちづくり」の4つが選ばれ、参加者は自身の興味があるテーマにそれぞれ分かれて話し合った。各テーマに取り組む課の担当者が進行しながら、課題解決に向けて適切な方策を議論。会場は意見が活発に飛び交い、解決の糸口をつかむために真剣に意見を出し合う様子がみられた。
話し合った結果はテーマ別で発表を行い、「若い人に広報誌を読んでもらうために、1面の部分に目次を入れて分かりやすくインパクトのある紙面にする」「ゴミ削減のために、ゴミ捨て場をSNS映えするように整備する」などの大胆な案が上がった。今回企画した市こども・若者政策課の担当者は「若い人の柔軟な発想を頂けた。学生の方々にも市が取り組んでいる課題を認識してもらう良い機会になった」と話している。市は今後も継続して同様のワークショップを行っていく予定だ。
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