新型コロナウイルスの影響で生まれた「おうち時間」を活用しようと、参加型アートを企画している人たちがいる。
市立けやき体育館(中央区)の職員らが計画しているのは、「おりづるプロジェクト」。市民から募集した折り鶴でひとつの絵を作り、大きな壁画アートを創作する。
同館は障がいがある人たちの健康増進などを目的として開館しており、一般人も合わせ日々多くの人が利用している。しかし、このコロナ禍で一時的に休館。自宅に閉じこもり、日常生活に楽しみや張り合いがなくなってしまった利用者を職員が案じ、「おうち時間の楽しみのひとつとして」「手や指の適度な運動として」この壁画アートを思いついたという。「これなら『密』にならず個々で作業でき、かつ出来上がった作品で一体感を感じられるのでは」と募集を呼び掛ける担当者。「虹」をモチーフにした絵を想定しており、5月中旬から告知を開始し、6月5日時点で約1万羽が集まった。
集めているのは、7・5cm四方のサイズで、赤・オレンジ・黄・緑・水色・青・紫色いずれかの折り鶴(羽は閉じたまま)。これ以外のサイズや色、包装紙などの柄物でも可。指定のサイズ・色で100羽以上折れる人は、同館に連絡すれば折り紙を送付してもらえる。参加者一覧のボードに掲載希望の人は、名前(ニックネーム)も同封する。郵送先は、〒252―0236中央区富士見6の6の23 けやき体育館宛て。問合わせは【電話】042・753・9030へ。締切6月30日(火)。
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